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Q.AIRの舞台は西暦何年? A.西暦2000年。 これは、ゲーム中の曜日が一致することと、7/23が休日になっていることによる。 7/23は「海の日」で、1995年に制定され、1996年から施行された休日。 2002年までは毎年7/23となっているが、それ以降は七月の第三月曜日になる。2006年は7月17日が「海の日」。 2006年と2000年、1995年は曜日が一緒だが、これにより2000年と確定できる。
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Q.翼人親子の会話、もう一度お願い。 A.RMB_1.PDT~RMB_5.PDTという一連のファイル群から、直接文字に起こしてみる。 RMB_1.PDT 我が子よ… よくお聞きなさい。 これからあなたに話すことは…とても大切なこと。 わたしたちが、ここから始める… 親から子へと、絶え間なく伝えてゆく… 長い長い…旅のお話なのですよ。 これからあなたに話すことは…とても大切なこと。 わたしたちが、ここから始める… 親から子へと、絶え間なく伝えてゆく… 長い長い…旅のお話なのですよ。 ※この部分は写し間違いではなく、実際に二重になっている。オープニングとラスト近辺、彼ら翼人親子が同一人物であることの証明。 RMB_2.PDT この星はまだ、歩きはじめたばかり。 だから、わたしたちはここに生まれた。 わたしたちは無限に記憶を継いでゆく。 この星で起こるすべての事象を見聞き、母から子へと受け渡していく。 つまり、それはこの星の記憶。 わたしたちは、星の記憶を司るものなのです。 星の記憶は、永遠に幸せでなければなりません。 憎しみや争いで空が覆い尽くされた時。 この星は嘆き悲しみ、あらゆるものを生み出した己を忌むことでしょう。 全ては混沌に戻り、そして無に帰すでしょう。 RMB_3.PDT だから、わたしたちは幸せであり続けましょう。 大地や空や海に暮らす者たちすべてに、無限の恵みをもたらすよう… それこそが、わたしたちという種の役目。 忘れることを許されない、わたしたちの誇り。 多くの困難が、行く手には待っているでしょう。 辛いことや悲しいこともあるでしょう。 時の流れに立ち向かえるほど、わたしたちは強くもありません。 わたしたちもいつの日か、滅びる時を迎えるでしょう。 それは、避けようのない結末。 けれど最後は… 星の記憶を担う最後の子には… どうか、幸せな記憶を。 RMB_4.PDT その時こそ… わたしたちは役目を終え、眠りにつけるのでしょうから。 別れの時が来ました。 わたしは空に届けます。 この星の最初の記憶を。 あなたと暮らした、幸せな日々の記憶を。 ※ゲーム中では「別れの時が来ました」を境にして背景CGとBGMが変わるが、ファイル上ではこの通り一つの流れとなっており、これらが翼人親子の一連の会話であると考える有力な根拠になる。 他にも、一人称が「わたし」、呼びかけが「わたしたち」「あなた」で統一されている。空に届けるのが「この星の最初の記憶」であり「この星は歩き始めたばかり」でもある。これらの記述的事実から、これら5つのファイル(文章)が全て一人の人物の語りであることが裏付けられる。 間違っても、語り手は観鈴や神奈ではない。底辺を流れる大きなストーリーの、これら根本的事実を取り違えている解釈は全て誤りである。 RMB_5.PDT 悲しむことはありません。 わたしはいつまでも、あなたと共にあるのです。 雨粒が大河となり、そして海に集まるように… だから… あなたには、あなたの幸せを。 その翼に、宿しますように。
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Q.「最後の夢」に出てきた「羽根のある恐竜さん」って? A.翼竜。 観鈴の最後の夢に出てきた翼のはえた恐竜というのは、翼竜のこと。彼らが生きていた時代は中生代なので、観鈴の夢は約2億年前までさかのぼったことになる。 翼竜 中生代に空を飛んでいたハ虫類。後期三畳紀~後期ジュラ紀に繁栄した、カラス大~人間大の嘴竜亜目(ランフォリンクス亜目)と、後期ジュラ紀~後期白亜紀に繁栄した、人間大~十数メートルの翼手竜亜目(プテロダクティルス亜目)という2つのグループに分けられる。 中生代 三畳紀(2億3000万年前~1億9500万年前)、ジュラ紀(~1億4000万年前)、白亜紀(~6500万年前)、という三つの時代から成る。 オゾン層の形成 約5億年前、地球上の酸素濃度が急増し、生物にとって有害な紫外線を防ぐオゾン層が形成された。翼人は生命としての機能は人間とさほど変わらないように見えるため、オゾン層ができる前は存在できなかったんじゃないかと。初夏の暑さに耐えられないくらいだし…(w
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Q.元寇に翼人が関係している? A.細かい経緯は不明だが、方術使いが羽根の力を解放したものが神風として知られている、という裏設定がある。 羽根には記憶装置としての機能のみならず、風をコントロールする能力が備わっているようだ。 ARIA Vol1(フォックス出版)の涼元氏のインタビューより。
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Q.神奈って不器用だよね。お手玉、いつまで経っても上手くならなかったし。 A.そうかもしれないが、お手玉については同情の余地もある。 練習のとき、神奈は裏葉のアドバイスを聞こうとしなかった。 SEEN701.TXT 【柳也】「ひとつから練習した方がいいんじゃないのか?」 【裏葉】「何度もそう申しましたのに、聞き入れていただけません」 お手玉は三つでやるものだという固定観念に囚われて、意固地になっているのだろうか。 おそらく、そうではないだろう。神奈にとっては、お手玉は「三つ」でなくては意味がないのだ。 それを垣間見せるのが以下のくだり。 【神奈】「おぬしはまた逸れるかっ」 三つ目のお手玉を手に、何やらこんこんと説教をしている。 【神奈】「他のふたつの玉はいい具合に舞うというに、なぜおぬしだけそう不器用なのだ」 【神奈】「まったくおぬしはぐずでのろまよの。柳也」 【柳也】「…お手玉にまで俺の名をつけるのはやめろっ!」 お手玉は柳也が手に入れてきてくれたものであり、裏葉に教えてもらった初めての遊びだ。柳也と裏葉という、神奈にとって初めての、心を許せる二人が自分のためにいてくれること。三人で過ごす時間は、神奈にとって、苦しい旅路ながらも嬉しくて楽しい心躍る時間だったはずだ。 そんな状況でおそらく神奈は、裏葉が見せてくれた舞い踊る三つのお手玉に、自分たち三人の姿を重ねて見たのだろう。三という数字は、神奈にとって大切な「絆」なのだ。 お手玉は神奈にとって三人で過ごした思い出だった。絆そのものといってもいいだろう。それは観鈴にも受け継がれている。お手玉でこそないが、彼女はトランプを繰ることで不安や孤独がやわらぐという。 SEEN410.TXT 【女】「観鈴ちんはほんまにトランプ好きやなあ」 彼女の頭を撫でながら、言った。 【みすず】「なんかね、手を動かしてると安心できるの」 【みすず】「誰かがそばにいてくれるような気がする」
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Q.ラストの少年少女って、ラスト以外は出てないの? A.DREAM観鈴シナリオ7/31の他、いたるところで登場する。 SEEN190.TXT 【子供】「お、この人形蹴って、帰ろうぜ~」 【往人】「ふぉ…わしの人形を返しなされっ」 ぼむっ! 【往人】「ふぉ~~~っ…!」 往人の妄想の一場面。妄想の中の少年はなぜかラストの少年の声(w SEEN231.TXT 【子供】「わぁ、おいしそうだね」 近くにいた子供が一緒に覗いて、そう言っていた。 【往人】「だろ」 俺はそれを脇に抱えて、その場を立ち去る。 中身はショートケーキの詰め合わせだった。 観鈴編で往人の人形芸を見物していた子供が、実はラストの少年。 SEEN232.TXT その先で、子供が数人、木の下に集まっていた。 皆、網やカゴを持っている。 虫を捕っているのだ。 【子供たち】「あ、あのひとに頼もうよ」 【子供たち】「体大きいよ、あのひと」 【子供たち】「えーっ、なんか目つきが恐いよぅ」 他の子供が怖がる中、ただ一人だけ往人を怖がらずに「あのひとに頼もう」といって話しかけてくる少年。 そういえばそらも、DREAM編では観鈴から逃げたのにAIR編では逃げなかった。 【子供】「ねぇねぇ」 そのうちの一人が近づいてくる。 【往人】「なんだよ…」 【子供】「あの木、蹴ってくれない?」 【往人】「蹴る? なんのために」 【子供】「そうしたら、虫が落ちてくる」 【往人】「わかった。蹴ってやろう」 わーい、と子供たちが歓声をあげる。 【子供】「思いっきりね」 この「ねぇねぇ」というセリフが実に馴れ馴れしく聞こえる(w そして、7月31日。 SEEN311.TXT 【声】「このお兄さん、さっきからヘンだよ」 バス停のベンチで寝たり起きたりを繰り返す往人を、少年は「さっきから」じっと見ていたらしい。 がばっ! 俺は起きあがる。 【子供】「わーっ!」 【子供】「きゃーっ!」 子供たちが散ってゆく。 【往人】「待てっ」 俺はその中のひとりを捕まえる。 【女の子】「きゃーっ!」 ここでキャーとか言ってるのは全部ラストの少女。叫んでる割には往人の一番近くにいたようで、真っ先に捕まる。 【往人】「頼むっ、助けてくれ!」 頭を下げる。 【女の子】「え…?」 女の子は驚いたようだった。 でも、逃げずにいてくれた。 【往人】「とりあえずこれを見てほしいんだ」 俺は人形を取り出す。 【女の子】「あ、人形さん」 往人の人形を「人形さん」と呼ぶのは観鈴と、このラストの少女だけ。 【女の子】「みんなぁーっ」 女の子は友達を呼んだ。 【子供たち】「どうした、ゆりっぺぇ~」 女の子に呼ばれて「どうした」と真っ先に返事を返してきたのは、やはりラストの少年。これも声を聞けば分かる。 二人は幼なじみだけあって「ゆりっぺ」というくだけた呼び方だ。 とてとてとて… ぽてっ。 何かにつまづいたように、人形が倒れた。 そのとたん、歓声がはじけた。 【男の子】「今の、面白かった」 といって、まっさきに面白いと評したのもラストの少年。それにラストの少女も同意する。 そしてよく見ると、少年は「面白い」と漢字なのに少女は「おもしろい」と平仮名だ。 【往人】「そうか?」 【女の子】「うんっ」 【往人】「どこが面白かった?」 【女の子】「えっとね…」 【女の子】「ぜんぶ、おもしろかったよ」 【往人】「そうか…」 結局、7/31はほとんどが往人とラストの少年少女との会話で占められているのがわかるだろう。 こうして少年たちに注目しながら読み直してみると、AIR全編を通して少年と少女が頻繁に登場し(少年は往人の妄想中にまで登場している)、重要な役割を果たしているのが理解できると思う。 AIRという物語のもう一人の主人公、それが少年だ。 おまけ。 SEEN410.TXT 【子供】「あ、あのおばさん、カラス抱いて歩いてる。死神みたい~」 これも少年。容赦なし。 これは観鈴を連れ戻しに来た橘敬介が、初めて晴子と交渉した直後の場面。 少年はその場にいた。晴子を見守るかのように。 それとも、そらとしての記憶を確かめるため、だろうか。
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Q.呪いって何なの? 高野の坊主が神奈にかけてたのが呪い? A.高野僧がかけていたのは封術。呪いとは別。 1.呪い 翼人が人間を殺してしまうと、呪われるという。この「呪い」とはどうやら殺した相手の記憶、または恨みや絶望といった想いのようなものらしく、記憶を引き継ぐ翼人には無限に蓄積されてしまうようだ。 【知徳】「不本意に為したこととはいえ、殺めた亡霊はすべて比丘尼どのに群がります」 【知徳】「人の身であればたやすく朽ちる呪いも、翼人にはただ蓄えられるばかりとなりましょう」 2.封術 八百比丘尼を異空間に封じていたものと同じ類の呪法。解けるのに最低でも100年とあるが、実際どれぐらいで解けたのかは不明。 SEEN703.TXT 【裏葉】「神奈さまを空に捕らえている封術は、いつか朽ちる日も来ます」 【裏葉】「この先神奈さまが地上に降りられることがあるとしても…」 【裏葉】「早くともそれは、百年ものちのことでございます」 SEEN702.TXT 向かいの山陵から、呪詛のうねりが響いてきた。 何百人もの僧侶が声を合わせ、調伏の呪文をとなえている。 解き放たれてしまった悪鬼を、ふたたび封じこめるために。 DREAM観鈴シナリオ7/26 【観鈴】「声が聞こえてきたの」 【往人】「声?」 【観鈴】「たくさんの人の声」 【観鈴】「わたし、それでわかった」 【観鈴】「みんなが、わたしを閉じ込めようとしてるって」 その「悪鬼を閉じ込め、封じ込めようとする呪文」、つまり「封術」が強力すぎた結果、神奈の心は砕けてしまう。 裏葉は言う。 【裏葉】「あの夜、神奈さまに向けられた呪法は比類なく強力なものでした」 【裏葉】「神奈さまのお心を砕いてしまうほどに…」 俺が見たのはきっと、神奈が大切にしたかったもののかけらだ。 裏葉の言う『呪法』、柳也の言う『呪詛』『呪文』とは封術を指す。『呪』という漢字が使われているのでよく間違われるが、呪いがあの夜にかけられたわけではない。神奈が封じられた夜にかけられた呪法といえば、悪鬼を再び封じ込め、閉じ込めるための封術であり、それ以外の描写はない。 いわゆる呪いは翼人が殺人を犯した場合のペナルティだと思われる。 八百比丘尼の呪いは、神奈と再会する前から存在していた。 【裏葉】「母君さまとの別れの折、呪いもまた神奈さまに引き継がれました」
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Q.美凪はすぐ人に何かをあげたがるよね。 A.贖罪意識。 お米券、星の砂。何かとプレゼントしたり施したがる美凪だが、その根底には、生まれてこれなかった妹こと「遠野みちる」への罪悪感があると思われる。罪に対しての償いとして、彼女は何かを人にあげたがるのかもしれない。お米券は、無意識の内に免罪符としての役割を担わされている。 だからこそ、国崎往人は遠野美凪に問いただす。「おまえ自身が、どうしてやりたいのか」と。贖罪意識からではない、本当の気持ち。それが結果としては、みちるの満面の笑顔へとつながり、美凪の罪悪感も払拭することになる。 ただし同じプレゼントでも、星の砂に関しては違う意味がある。 大好きだった父親からのプレゼント、星の砂。それは、美凪にとって大切な思い出の品であり、楽しかった過去を思い起こさせる幸せの象徴。つまり家族の思い出そのものでもあるはずだ。 そのような意味を持つ「星の砂」を、美凪はみちると往人にプレゼントする。父親が家を出てからの美凪は、そういった「家族」を思い出させるようなものを拒絶していたのに、だ。 SEEN612.TXT もう、おままごとはしない。 小学生になったんだし、それに、温かかった昔を思い出すだけだから。 だが、家出してきた美凪は、駅舎で往人たちと「おままごと」をする。おそらくは、「温かかった昔を思い出し」ながら。 SEEN611.TXT 俺と遠野は、二人で朝食の仕度をした。 とん…とん…とん… …とん…とん…とん… ベンチの上にまな板を敷き、遠野はタマネギを刻む。 騒ぎはじめたセミたちの鳴き声に混ざって、安らかな音が夏の朝を奏でる。 星の砂、おままごと。美凪にとっては、家族の象徴だったもの。ずっと求めてきた、やわらかくて温かな時間。三人で過ごす楽しい時間の中で、彼女は「家族」を感じていた。みちると往人は、何よりも誰よりも大切な家族だった。 SEEN612.TXT 「あのね、いっしょにね、おままごととかシャボン玉遊びとかしてあそびたいの」 それまで、私にはそんなことのできるお友達はいなかった。 だから、いつもおままごとやシャボン玉は一人でする遊びだった。 いつも一人で、何人もの役をこなさなければならなかった。
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Q.観鈴の学年は? A.【推測】高校二年生。 DREAM観鈴シナリオ7/29 【声】『クラス替えの時、近くの席だったから、仲良くなりたかったんですけど…』 一年でクラス替えはしない。よって二年生か三年生。 そして観鈴のスリーサイズが佐祐理のそれとほぼ一緒のところから、高校生であると推測される。高校三年生にしては受験の緊迫感がなさすぎるので、おそらく高二だろう。 神尾観鈴7/23O159cm46kg83-55-82 倉田佐祐理5/5A159cm45kg84-55-82 高校三年の佐祐理と身長は同じ、バストは1センチ減、体重は1キロ増し。佐祐理さんよりやや太め。
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Q.ラストの少女は、しのさいか? A.違う。しのさいかでも、しのまいかでもない。 観鈴がさいかのことを知らなかったことを考えると、さいかはかなり長期にわたって入院していたと思われる。 ※さいかと初対面のようなやり取りをしていた(7/21)。ということは観鈴ちんマップに載っていた単数形の「小さな女の子」は「しのまいか」。 また親子そろって回復を祈願に来ていることからも、かなり重い病気であったことは裏付けられる。7/21に病院(入院施設があることから、おそらくは隣町の大病院であろう)を抜け出してきたというのに、7/17の時点で砂浜でのん気に遊んでいるはずがない。 しかも確定的なのは、声が違うということ。よってラストの少女はしのさいかではない。 ※声が違うのでしのまいかでもない。